増加する独立相談の中でどう差別化するか?差別化についての考え方

ご覧いただき、ありがとうございます。

 

今年は独立のお話がホントに多いです!

新しいお店がオープンしてはまたご紹介いただきを繰り返し、更に独立開業のICHIBAセミナーも、毎回応募をいただいております。

 

ICHIBAセミナーの趣旨

元々このセミナーは普段はご紹介で動いている独立案件ですが、それ以外の人にも役立つ情報を公開したい!

という趣旨から始まったセミナーで、まぁ1人でも参加者がいたらいいよね。なんて感じではあったんですが、毎回数人参加の結果になっていて、思ったより反響があるなー。なんて思ってるんですよねw

まだまだ美容業界での独立は増えていく傾向にあるのかなー。なんて感じています。

元々、美容師は自分のお店を持ちたい!独立したいという、独立思考の方が多い業種でもありますが、何がきっかけというか原因で、これだけ独立意識が強まっているのか。

その辺りはまた別のブログで書いてみようかなーなんて思ってます。

 

差別化のとらえ方

独立の相談時にもちろん聞きます。どんなお店、サロンを造って行きたいのか?

当たり前のようにコンセプトがあって、ターゲットがあるから経営が成り立つわけで、ここを明確にしないとボヤけたサロン造りになっちゃいますよね。

ただし、本業の中での差別化を最優先で考えて欲しいんです。

本業の美容でまずは安定した利益を美容で確保して、それから美容以外のサービスの提供を始める。

この方が安定すると思うんです。

独立開業自体がある意味バクチ的要素がある中で、さらに未経験の事業、サービスを取り組んで行くのは、かなりリスキーな気がします。

もちろん、やりたい事をやればいい!って僕も思ってますし、そのお手伝いをしてるんですが、明らかにマズい!と思った時にはちゃんと止めます(笑)

しっかり順を追って行きましょうって事なんです。

 

一時期、僕がディーラー時代の話ですが、アシスタントにネイルを覚えてもらい、生産性を上げる。

みたいな事が流行った時期、ありましたよね?

多分あったはずw

今だにそのスタイルを貫いているサロンがあったらホントに凄いと思います。

片手間で出来る訳がないんですよね。。。

それで食べて行っているネイリストと比べたら確実に技術力は劣りますし、アシスタントはネイリストになりたくて入社した訳でもないんでw

あくまでサービス。

という事での提供だったら全然ありだと思いますが。

 

コンセプト、ターゲットについて

その中で圧倒的に多いキーワードをちょっと上げてみようかなと。

ちなみに否定する気も全くないので、参考程度になればいいなと思ってますので。

 

まずは高単価。

これ、やっぱり多いです。

来店サイクルや顧客分散(美容室軒数の拡大)に伴い、いかに単価を上げるか?

独立開業時には単価、上げやすいタイミングだと思ってます。

ただし、ただの値上げにならないよう注意は必要ですよね。

 

次に子育て世代。

これも多いです。独立される方達とほぼ同年代といった所ですかね。

キッズルームを併設したい方も増えていて、中にはトイレにベビーベッドをつける方もいます。

徹底してますよね〜。

 

そしてマンツーマン。

開業時に1人〜3人くらいでオープンする方が多いので、こうなるのは致し方なしかな。むしろそれを逆手にとってメリットとして打ち出しちゃう感じです。

お客様からは安心していただけるのかなぁと。

 

そしてオーガニック。

最近は減ってきている感もありますが、まだまだソレ系の商材を導入される方は多いイメージです。

売れる=需要があるって事ですからね。

 

そうやって考えて行くと、上記以外のターゲットに焦点を当てて行くと、もしかしたら更なる差別化が見えてくるかも??

やりたいサロンと利益の出るサロンは、必ずとも一致するとは限らない。

と、僕は思っていたりします。

とはいえ、あまりに考えとかけ離れたサロン作りをしても、意味ないですからねw

 

どんなサロン造り、経営をしたいのか?

人それぞれなので、それにあったアドバイスが出来るよう、またやりたい事が先行し過ぎないよう、上手く調整出来るような、相談役的な存在になって行けたらなー。

なんて思ってます。

 

 

長文、お付き合いありがとうございます。

ABOUTこの記事をかいた人

千葉 実(チバ ミノル)

所属:REPSS株式会社

美容室の独立・開業・経営をサポートをしています!!

前職は美容ディーラー、その前は美容師をしていたので、18歳で高校卒業からずーっと美容業界に携わっています。

美容室、独立や経営に携わるうちに、誰かに相談したいことや今更知り合いには聞きづらいことなど、特に開業時にはわからないことばかりだと思います。

あー、そうなんだなるほどね。もっと早く見とけば良かった!聞いておけば良かった!と思ってもらえる情報を発信していければと思っています。