ご覧いただき、ありがとうございます。
毎度毎度のことですが、今年は美容室独立希望の方がメチャクチャ多く、3月に3サロンのオープンがあり、その後もご紹介やお問い合わせをいただき、相談は増える一方です。
初めてお会いする方、何度もお会いしてる方、4月に開業を控えている方、これから独立をする方。
待機中の方は抜かしても、最近なんか特に多くの方と打ち合わせしてるな、、、
と思い、ここ1週間でどれくらいの人と話をしているか数えてみたところ。
なんと12人の方と打ち合わせでした〜!!
人によって感じ方も違うし、少ないと突っ込みたい方もいるかも知れませんがw
僕の中では多いんです。。。
例年に比べてもメチャクチャ多いんです!!
いやー、なんか普段しない偏頭痛がしてるな〜と思ってたんですが、脳ミソを使っている証拠だったんだなとw
普段サボっているつもりも無いんですが、内容が濃い週でした。
独立の動機は人それぞれ
これはもちろんですよね。
地元に帰って開業するか迷ってる人。
今のお店を買い取る形か完全独立かFCか迷ってる方。
今の店舗が訳あって閉店してしまうタイミングの方。
動機はどうであれ、みなさん自分の夢を叶えたい、そのタイミングが今かなり重なっているのかなと。
そのお手伝いが出来る、かなりやりがいがあるし責任も感じる仕事です!
割と知らなかったです!と言われる事
そんな話の中で、いくつかこう言われる事を書いてみます。
法人開業のデメリット
以前にも書きましたが、まずこれです。
個人事業からスタートしようとされる方がほとんどなんですが、なぜ?の部分は改めて聞いていただくと納得出来るみたいです。
法人設立にかかる費用の話や、消費税の免税期間の短縮、そんな中でも社会保険料の負担に関する情報は今後の経営にも深く関わってくる話なので、先に聞けて良かった!と言って貰っています。
まぁ、デメリットというより、なんのメリットもないと言った方がしっくりきますかねw
法人開業のメリットは、代表取締役などの肩書きがつく。くらいでしょうか。。。
自己資金のランク付け
これも割と知らない方が多かったりします。
通帳にコツコツ預金、親御さんからの援助金、タンス預金。
タンス預金は自己資金としての評価はかなり低く、あってないようなものと言っても過言ではありません。
出どころの証明ができないんですよね。
銀行や公庫からすると、ほんとに貯めてきたの?ってなっちゃうんですよね。
確かにこれが自己資金になるのであれば、一時的に友達からかき集めてきても、自己資金として認めて貰えちゃいますからね。
貯めたお金はちゃんと「通帳」に入れておきましょう!
税理士と社労士の区別
これも一緒になってしまっている事が多いです。
税理士はその名の通り、サロン経営においての税務の相談をする人。
社労士(社会保険労務士)は主に労働保険や社会保険の手続き、給与計算など労務に関わる仕事をしてる人。
これに関してはすでに経営をされているオーナーさんもごっちゃになってしまっている方もいらっしゃいますが、社保の相談先は税理士さんじゃないですよー!
銀行(信用金庫)と公庫(日本政策金融公庫)の違い
これもなるほど。と思っていただける事が多いようです。
独立開業の場合、多くの方が公庫からの借入をするのですが、銀行だと保証が必要で余計な出費がかかったり、不動産契約書がないと融資が実行されなかったりと公庫に比べると融通がきかないんですよね。
事業所得と給与所得の違い
仮に同じ年収だとすると、事業所得者の方が税金が高いんです。
給料を貰ってる人は経費が使えないのですが、仕事をする為に服や道具を揃えたりしますよね?そのぶん、給料から定額を引いて、そこに税率を掛けるというルールがあったりします。
事業者は経費使えますからね、所得から引いていい控除額が、給与所得者より少なくなるんですよね。
なので、同じ所得の場合は事業所得者の方が税金は高くなります。
などなど。
なんとなくまとめブログみたいになっちゃいましたが、知らなきゃいけない事、知らないと損をしてしまう事など、お伝えしなきゃいけない事が沢山あって、いかに解りやすく、伝わり易くなんて考えながら、色々な方にお会いしてる今日この頃です。
開業前後の不安や疑問を、少しでも解決できればと思っています。
長文、お付き合いありがとうございます。