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先日、神奈川のとある場所で居抜き物件を見に行きました。
最近、居抜き物件の数が増えてますよね。
移転するから、訳あって実家に帰らなければならない、売上自体が悪く経営出来なくなる。。
理由は様々ですが、結構な頻度で居抜き情報が更新されている気がします。
これだけ美容室の数が増えてきてるので、閉店するサロンが増えるのも当たり前なのかもしれません。。
そもそも居抜きとは?
簡単な説明になりますが、今、そのままの状態で営業しているサロンを、そっくりそのまま売り買いする。
って事です。
その中で、その対象はどこまでか?と言うのを決めて行く感じです。
例えば、シャンプー台は置いて行くけど、炭酸ミストとパルッキーは置いてかないよ。
冷蔵庫、レンジは置いて行くけど、掃除機は持って行くよ。みたいな、取り決めをする訳ですね!
その金額が、造作譲渡金になるわけです。
そして今回、居抜きの物件を見に行く流れになった経緯は、昨年の今くらいから独立の話があり、物件を探していて、一度決まりかけた出店計画がひどい不動産屋に当たってしまい、流れてしまった経緯があり、1年くらいずーっと物件を探してきた。
そんな中で先日、場所、家賃共にちょうどいい居抜き情報が入ってきたので、一緒に見に行く事になりました。
結論からいうと、、、
今回は今の所保留になりました。
場所も申し分なし、家賃も申し分なしにも関わらず、今回は見送り。条件さえ揃えば動いてたんですけどねー。。
保留にした理由は、
造作譲渡金がべらぼうに高かった!
からなんです。
本来、居抜きの場合は、ある程度そのまま使えるので、内装費用が抑えられたり、一部の改装だけで済むので費用が抑えられたり。
今の内装が使えれば安く仕上がり、最悪丸々作り直すとしても、電気、ガス、水道、エアコンなどの設備が整っている為、設備費用が節約できるので、解体費用を含めても気持ち安めに仕上がったりします。
ただ、今回の内装は明らかに高かった!
下手すると作った金額くらいじゃない?って金額だったんです。
その上、作りたいサロンイメージと内装が全く異なり、下手するとレイアウトから変更する可能性が。
そうなってくると、そもそも居抜きのメリットがないどころか、余計な出費、造作譲渡金をドブに捨てるようなことになってしまうと判断しました。
本人は初めは乗り気でしたが、よくよく計算してみると、前回の出店計画より、内装費用がかさむ事になりそうなんで、現状は保留の流れになりました。
造作譲渡金がもっと下がるか今後の交渉次第か、時期を改めればもしかしたらスケルトン物件として情報が入ってくるかも知れませんしね!
物件選びは慎重に
同じように物件が見つからず、足踏みしてしまっている方もいるんじゃないかと思いますが、しっかりと事業計画を練り直して、その上で行ける!と判断するのであれば、エリアを広げるのも、多少家賃が上がるのも、総資金が上がるのも仕方ないと思います。
が、無駄な費用はかけたくないし、焦って決める物でもないはずです。
一生そこで働く事になるかも知れませんからね!
居抜き物件でのポイント
居抜きでの出店メリットは何と言っても予算が抑えられる!
これだと思うんです。
300万〜400万くらいは変わってきますからね!それ以上かもしれません。
内装の状態、場所、家賃などの条件が合えば、居抜きの出店が1番独立し易い。と言ってもいいのかなと。
ただ、通常の物件探しと同じく、お金がないから居抜きとか、妥協で選ぶ物ではないと思っています。
大半を作り直す場合も、居抜きのメリットが薄れてしまうケースが多い気もしますので、レイアウトいじりたいなー。なんて場合は居抜きじゃない方がいいかもしれないですね!
そんなこんなで、今回は造作譲渡金がこちらの要望に合わなかった為に保留。
となったわけです。
2、3ヶ月で金額下がるような気もするんですけどね〜。。。
長文、お付き合いありがとうございます。